2017年2月10日金曜日

歴史ある多色ペン。シャーボX ST3

歴史ある多色ボールペン、シャーボX ST3 を紹介します。


名前: シャーボX ST3
メーカー名: ゼブラ株式会社
価格: ¥3,000(2017.2 現在)
ZEBRA シャーボX
http://www.zebra.co.jp/pro/sharbo_x/index.html


これは何?


1977 年から発売されたシャーボが 2007 年にシャーボX として登場しました。
シャーボとは、回転送り出し式でシャープメカとボールペンを切り替えることが出来る多色ボールペンです。

この回転切り替えにはゼブラ独自のロータリー機構が採用されています。
各インクを選択した所でクリック感があり、使っていて非常に気持ちいいです。
軸には様々なラインナップが用意されており、細いタイプや素材にこだわった物、ボールペンの替芯を 3 つまで搭載しているもの(通常タイプはボールペンの替芯は 2 つ)があります。
 限定色の軸や、キャラクターとコラボした軸などもあり、どの年齢層にも合うようになっています。

また、ボールペンの替芯も多数あり、も油性ボールペンだけではなく、今の流行りの低粘度インクや、ゲルインクのものなど(スタイラスペンなどもある!)から選択できます。
シャープメカも 0.5 と 0.7 が用意されています。

これらを組み合わせて自分の好みの多色ボールペンを作ることが可能です。
(5 万通り以上の組み合わせができるそうです!!)

外観


今回私が購入したのは ST3 というタイプです。


シャープメカセット部分x1 ボールペン替芯部分x2 の構成です。
(写真では、シャープメカを外しています。)


各ポジションにマークがあります。


クリップ部分にはバネ性のある物になっています。


頭部には、消しゴムがセットされています。


今回はゲルインクの替芯をセットしています。
替え芯の先には、インク色の印があり、選択している替芯の判断が容易にできるようになっています。


使った感想


大きさも大きすぎず、小さすぎずでとても良いバランスのペンと思います。替芯も、たくさんの種類から選択できるので、よっぽどインクの相性が合わない限りは、自分好みのペンが作れると思います。

 替芯の規格としては 4C と呼ばれるタイプなので、インクの量自体は若干少なく感じるかもしれません。
また、4C 互換なので、他メーカーのインクも使えるかもしれません。
(4C 規格だけど、サイズが違うかもしれないので注意)

インクの選択については、独自のロータリー機構によって、際限なく回すことが可能です。
同じように回転させてインクを選択する多色ボールペンがありますが、一定方向まわすと、途中で止まってしまうタイプの物があり(例えば Lamy の tri pen)、それに比べると随分使いやすくなっています。

唯一この手のペンで好きになれないのが、ペン先を格納する際に、インクとインクの間を選択しないといけないのですが、中間のフリーな部分なので、たまにペン先が飛び出て服を汚すことがありました。


こんな感じに少しペン先が出てしまう。。。


幸い、私自身がシャープペンが嫌いなこともあり、シャープメカを外して、持ち運びのときには、シャープメカ部分を選択するようにして対応するようにしました。
それじゃ、シャーボじゃないじゃないか!と言われそうですが、、、
きっちりしまうポジションがあるだけでも自分的には安心だったりします。

使用感とは関係ないのですが、以前はシャーボX 専用サイトというカッコイイページが有ったのですが、現在は他のペンと同じサイトに収まっているのが少々残念でもあります。

まとめ


正直多色ペンなら、シャーボX でなくても一般的なノック式のものもあるし、回転タイプのインク選択が出来るものがありますが、シャーボX は金属製の軸ですし、高級感もあるので、ビジネスシーンやいつもと違うペンを使いたい場合には最適なペンではないかと思います。

また、自分好みの選択が出来るという点もよく、プレゼントしても喜ばれるのではないかと思います(もらった人が好きなように変更できますしね)。
これからのシーズン、気分を変えたい方や、入学や入社のプレゼントに一本いかがでしょうか。


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