PostgreSQL を使う時に GUI クライアントを使うことがあるかと思います。
よくみるのが pgAdmin で、最近 PSequel を知りました。
実際に上記のものを使ってみたのですが、今回は Oracle SQL Developer を使って PostgreSQL に接続してみたいと思います。
上記以外にも、PostgreSQL の wiki にまとめがありました。
Community Guide to PostgreSQL GUI Tools/ja
https://wiki.postgresql.org/wiki/Community_Guide_to_PostgreSQL_GUI_Tools/ja
1. 準備
まず、このツールを使うには、Oracle のアカウントを作成する必要があります(無償)。
次に、システムに JDK がインストールされている必要があります。
JDK がインストールされているか確認するには、ターミナルで以下のコマンドを入力して確認してください。
ここで、バージョン表記等が出ないのであればインストールされていないので、別途インストールしてください。
$ java -version
java version "1.8.0_45"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_45-b14)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.45-b02, mixed mode)
あと、当然ながら PostgreSQL はインストールしておいてください。
そして、ログインユーザとは別に DB 操作用のユーザを追加しておいてください。
ちなみに今回の私の環境は、
- Mac OS 10.12.3(Sierra)
- JDK 1.8.0_45
- PostgreSQL 9.5.2
です。
2. インストール
以下のサイトより SQL Developer を入手します(Oracle アカウントが必要)。
入手したファイルを展開するとアプリが取り出せるので、アプリケーションに移動させてください。
3. PostgreSQL 用の JDBC ドライバの設定
通常は、Oracle の接続のみしか出来ないようになっているので、PostgreSQL も接続できるように JDBC のドライバを設定する必要があります。
まずは、JDBC ドライバを PostgreSQL のサイトから入手します。
この時に、入手するドライバは JDBC のバージョンに有ったものを入手してください。
(私の環境なら JDK 1.8.0 だったので JDBC42… が該当)
PostgreSQL JDBC Driver
https://jdbc.postgresql.org/download.html
取得できたらアプリケーションを起動して、メニューの Preferences… を選択し設定画面を出します。
プリファレンスのウインドウが表示されるので、データベース > サード・パーティJDBCドライバを選択します。
画面右に「エントリの追加」があるので、クリックして先ほど入手したドライバを選択します。
サード・パーティJDBCドライバを・パスに追加された事を確認して「OK」ボタンを押します。
4. 接続チェック
これで、接続の準備は出来ました。
接続ボタンを押すと、データベース接続の作成/選択のウインドウに「PostgreSQL」のタブが追加されているかと思います。
上部の接続名、ユーザ名、パスワードを入力して「テスト」をクリックしてください。
エラーの場合は、メッセージが表示されるので確認してください。
上手く接続できていれば、「データベースの選択」ボタンを押すことにより、右のリストにログイン可能な DB が表示されるので選択します。
選択後は、「接続」ボタンを押せば完了です。
5. 接続
接続ボタンを押すと、ツリー一覧に DB が表示されると完了です。
6. まとめ
Oracle のツールながら他の DB に接続出来る点はよいかと思います。
本当にざっくり触ったのですが、テーブル選択後のデータ表示後にデータを変更しようとしても編集できないのが気になりました。
クエリを発行すれば、変更はできるのですが、GUI の意味があまりないような。。。
最後最後でちょっと残念な気持ちになりましたが、GUI クライアントを探している方一度検討してみてはいかがでしょうか?
Written with StackEdit.
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