2017年2月9日木曜日

ちょっとした図を書きたい時に Visio の代わりに使えるサービス

ちょっした図形を書きたい時がないでしょうか?
以前は、Windows の Office に含まれる Visio を使っていたのですが、私の環境が変わったこともあり、Visio の利用が出来なくなってしまいました。
代替のアプリを探すのですが、少々高価で常用するものでもないために、購入するに踏み切れていませんでした。
そんな中、やはり図を書く必要性が出てきたので、困っていた所以下のサービスがあることがわかりました。


Cacoo(カクー)


Backlog 等を開発している nulab 製のサービスです。

Cacoo
https://cacoo.com/lang/ja/home

有料・無料とプランがあり、作成可能シート枚数やエクスポートの種類制限などの違いがあります。
個人で単純な図形を書きたいのであれば無料プランでも良いかもしれません。
仕事で使うなら有料の方が確実安心かもしれません(無料で試してからが良いでしょう)。
その他にビジネスプランもあるようです。
気になったのが、チャットパネルが表示されるので、共同で話をしながら作業が出来るのでしょうか?
ER 図を書くときや、事務所の見取り図を書く際には一人で決めることが難しいのでこういった機能は嬉しいかもしれません。
画面については、直感的に違和感なく使えるようになっています。
テンプレートも複数用意されているので、目的にあった図形を書くことができそうです。
Visio で言うところのステンシルも用意されているで、まんま Visio ライクに作業ができます。
何故か中身の画面が公式サイトに載っていないので、どういった感じかわかりませんでしたが、Visio に慣れていれば直ぐにつかえると思います。
(公式サイトに画像がないので載せていいかわからないので、控えめな画像を出しておきます。)


draw.io


JGraph 社製のサービスです。

draw.io
https://www.draw.io/

こちらも無料で使用することができます(有料プランがみあたらない?)。
データを保存する場所を Google ドライブ/Dropbox/OneDrive/デバイス から選択することができるなど、今風の内容になっています。
また、ローカライズも完璧で、メニューなどを日本語にすることも可能。とは言え、英語表記でも簡単な無いようなのでこれも直ぐに慣れると思います。
操作については、先程の Cacoo と同様ステンシルが用意されているので、単純な図形であれば容易に書くことができると思います。
図形のファイル自体は xml で、図形や SVG、PDF などに変換出力することができます。
また、このサービス Google Chrome アプリとしても提供されています。
デスクトップアプリとして使用した場合は、Chrome アプリで使うのも良いかもしれません(ただ、Chrome アプリは 2018 年頃に終了してしまう)。
こちらも、サイトに紹介画面がなかったので(いきなり保存先を聞いてくる画面になる)、控えめに載せておきます。

 

番外


UML 等の図に特化してですが、Atom エディタで PlantUML を使用して文字ベースで UML などの図を書くことができます。
UML 専用と言うことと、書式を覚える学習コストがかかったり、配置が思い通りにできない場合などがあるので、用途によっては難しいかもしれません。

まとめ


国産と海外産の 2 つのサービスを見つけましたが、今回私がやろうとした単純な図形を書く目的であれば両サービスとも十分な内容でした。
Web ベースと言うこともあり、操作性についてはデスクトップアプリのようには行かないかもしれませんが、ちょっとした図形を書きたい場合には使用してみてはいかがでしょうか。
Written with StackEdit.

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