2016年8月31日水曜日

LAMY2000 ローラーボール

今回は、前回に引き続き、LAMY2000 のローラーボール版を紹介します。

万年筆と外観の比較

まずは外観です。

いつもどおりの LAMY2000 の形です。
どうです?万年筆と瓜二つの外観でしょ。
キャップも万年筆と同じ嵌合式となっています。

見分け方としては、キャップの上部にくぼみがある物がローラーボールとなります。
まあ、キャップを外せば一目瞭然ですけど。
それ以外はこれといった違いが無いので、並べられると正直分かりません。

ローラーボール版?

日本では万年筆や、4色ボールペンの記事をよく見ますね。
ローラーボール自体の紹介をあまりみないのは気のせいでしょうか。国内でローラーボールといえば、V コーンやエナージェルが評価が高ようです。

たしか海外では、ローラーボールが人気1 というのを何処かで読んだ気がするので、そこいらを汲みとってのラインナップになるのでしょうか。

不満点はローラーボールのインク

個人的な感想ですが、ローラーボールは、インク乗りがよいので、スラスラ書ける反面、手を止めると紙によっては、にじみが出てしまうのであまり好きではありません。

これ以外にも複数本のローラーボールを何度かチャレンジしたのですが、どうしてもにじみの部分でストレスが溜まってしまいました。

じゃあ、ボールペン版にすれば良いのに

知ってます。LAMY2000 にはボールペン版もあります。
これまた個人的な部分ですが、ノック式はペン先部分がでているのがどうも好きになれない2

なので、ペン先をしっかり守るキャップ式のボールペンの方が好きなのですが、文具店で見るボールペンは大半がノック式ですね。

なのでジェットストリームのインクを換装

と、言うことで、この界隈では当たり前!?のジェットストリーム換装をしてインク部分の不満を取り除くようにしました。

方法は、通常のノック式のジェットストリームを購入して分解。そして、分解した時に出るインクとバネを使います。
インクは、元のローラーボールのインクと同じサイズにするためおしり部分を切断。
バネは、切断して後ろの支えと、先にガタツキ防止に使用します。また、ペン先が若干ガタつくので、セロハンテープでガタツキを埋めます。

これで、ペン先の乾きや、手を止めた時のにじみを気にすることなく LAMY2000 の軸を楽しむことができました。

今では、こんなことをしなくても換装用の 4C が使える替えカートリッジが販売されているので、こちらを使ったほうが良いかもしれませんね。
ただ、4C サイズなのでインクの量などが気になる人は、この手の改造をした方がインク交換のスパンが長くなって良いかと思います。

まとめ

ジェットストリーム化にするには、ちょっとした手間がかかりますが、LAMY2000 のキャップ式が好きな人にはおすすめしたいと思います。
値段も万年筆と比較すると若干お手頃です。
なんちゃってですが万年筆の雰囲気を味わうにも良いかもしれません。
勝手にボールペン換装推しになっていますが、ローラーボールでも十分良い書き味なので、ローラーボール派にもおすすめです。
万年筆、ローラーボールと2 本揃えると統一感があっていい感じがします。パット見分からなくなりますけどね。

Written with StackEdit.


  1. 今はどうか知らないが。
  2. とか言いながら、ボールペン版に似た形状の uni の PURE MALT を購入している。

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