2016年8月28日日曜日

LAMY2000 万年筆

手持ち文具紹介として、LAMY2000 系統をたくさん持っているので(過去に買いまくった。。。)、紹介していきます。

まずは、LAMY2000 の万年筆です。
何本か持っている万年筆の中でも割りと遅めに購入した物となります。

購入前の評判では、値段の割に使い勝手が良い。
カートリッジではなく、吸引型を採用している。
なにより軸の形が持ちやすいため、手に馴染み易い。
ペン先が柔らかい。
ということでした。
欠点として、インク漏れが有ったらしいのですが、新しい機構を採用してからはその問題も解消されているようです。

ここら辺の情報を仕入れたうえで購入をしました。
文具店で購入すると、ちょっと値が張りますので、Amazon にて購入しました。

万年筆は、あまり通販で買わないほうが良いとの事も聞きますが、近くの店舗に無かったり、金額との天秤にかけるとどうしても通販での購入となってしまいます。
この点を考えると、ちゃんとした店舗で万年筆を買うのは大人の嗜みなのかもしれません(自分は結構おっさんですが。。。)。

それはそうと、外装です。

LAMYの外箱は購入する年代によってかわるので、そこら辺も購入の楽しみになります。

次に、開けた所。

中には説明書と本体が入っています。
ビニール袋に包まれています。

そして、取り出した所。

ちょっと写真が白飛びしていますが、LAMY2000 特有の丸みを帯びた形と、軸のヘアライン加工となっています。
軸のおしりの方に、インク吸入の時に使う尻軸との切れ目が確認できます。パット見は気づきにくく、見事に一体感を醸し出しています。

キャップは嵌合式(パチンと閉まるタイプ)です。
嵌合式の方がデザイン的にも一体感が出るのでこの方式にしたのかもしれません。
最初のうちは、キャップ部にある乾燥防止の

万年筆で筆記の際にキャップを付ける派、付けない派があるかと思いますが、この万年筆の場合は付けたほうがバランス的に良い感じがします。

先端の方に目をやると、インク確認窓があることが分かります。
半透明の窓ですが、実用に問題ないかと思います。
また、尻軸同様、ペン先交換の際に使用する首軸部分の切れ目が確認できます。

ペン先部分の形状は独特でペンの必要部分だけが露出しているようになっています。この形状ならペン先固くなるのでは?と思いましたが、問題無いようです(この点については後述)。
そして、ペンの後ろに空気を取り入れる穴が開いています。
このバージョンでは一体化されていますが、この部分が古いバージョンのものだと別パーツになっていて、インク漏れを起こしやすくしていた原因だったようです。

実際に使用した間隔ですが、これまでに書いたとおり、手に取ると形的にも非常に温かみがあり手に馴染みます。
また、少々軽く感じますが、手軽に使用する万年筆ならかえってこの軽さが良い気がします。

ペン先が柔らかいとの評価がありますが、自分では分かりませんでした。
というのは、自分が購入する万年筆(数本持っていますが)は基本的に EF ですので、この柔らかいという表現がつかみにくいのかもしれません。

総合的に判断すると、手に馴染むこともあり普段使いの万年筆には良いかと思います。
LAMY2000 系統は統一感のある形なので、シリーズ物を持っているのであれば、満足の行く一品です。

形状が独特なので、この万年筆から他の万年筆や、他の万年筆からこの万年筆を使うなど行き来した時には、いい意味で変わった気持ちで文字を書けるかと思います。
初めての万年筆にも良いし、他の万年筆からの買い増しでも満足できる不思議な万年筆。

おひとついかがですか。

EF(極細字)
F(細字)
M(中字)
OM(傾斜付中字)
B(太字)
OB(傾斜付太字)
BB(極太字)

Written with StackEdit.

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