2016年2月14日日曜日

携帯キャリア変更によりGoogle の二段階認証ができなくなった話

先日、キャリアの2年縛りが終了するとのメールを受けて、嬉しげに iPhone 6s に変更しました(実際にはそれほどでもなかったけど)。

そこで、ケチってキャリアごとの MNP を行って金額を安くする方法を試みたのですが、それが仇となり今回のタイトルの様な自体が起こってしまったのです。

二段階認証の確認コードが数時間前に解約したキャリアメールに飛ぶ画面を見た時のやっちまった感は、なかなかのものでした。

実際は、この二段階認証は、キャリアメールだけではなく、バックアップコードを取得しておけば、それを使ってログインできる様になっているのですが、パット見ナンノコッチャな印象で放置していました。
問題が発生してから事の重要に気がつくという、よくあるパターンです。
なので、バックアップコードは入手するようにしましょう。

バックアップコードの内容としては、これを作成すると、パスフレーズが複数個入ったテキストファイルを入手することができるので、二段階認証の画面でキャリアメール以外の方法を選択すれば、このコードが使用できるといったものです。
まあ、このファイル自体もなくしてしまうと意味無いですけどね。しかし、作っておくに越したことありません。

さて、今回やらかしたのは、通常の Google アカウントと、Google Apps を使用して独自ドメインで使用していたサイト管理のアカウントです。

Google アカウントについては、検索すると割りとヒットしますので、そちらを参考に。。。

MNPしたらGoogle認証(ログイン)の2段階認証が出来なくて悶絶した。
http://d.hatena.ne.jp/gonsuke777/20150924/1443095404

Googleアカウントにログインできない問題を解決した方法
http://tarohibi.com/google-noenter

たぶん大体の人は復旧フォームを使用しての対応になるかと思いますが、
結構復旧には厳しい質問(アカウント使用開始日だとか、最終ログイン日だとか、良くメールを送るアカウントだとか…etc)が続くので覚悟が必要です。

たまたま、パスワード管理ソフトを使用していことも有って最終使用日がそこに書かれてあったと言うのと、twitter のアカウントと大体同じぐらいの時に開設したアカウントだった事を思い出し復旧ができました。
これでだめならどうしたら良いのか分かりません。

次に Google Apps の方ですが、こちらはどうにかして、Google 宛に二段階認証が行えない旨の内容をフォームで送ることから始まります。

Google Apps for Work
https://apps.google.com/intx/ja/

どこからフォームを送ったのかわからなくなったのですが、多分ログイン画面で、ログインできないを選択してフォームにたどり着いたと思います。

内容については詳細を記述する所があるので、包み隠さず内容を書いてください。
(自分の場合は若干焦っていたこともあり、最初の内容は若干内容が薄いと感じて再度内容を送りなおすという事をしてしまいました。
同じ内容で送ると質問番号がグチャグチャになるのでやめてくださいと、お叱りのメールをいただきました。。。)

送信完了画面には、48- 72 時間までに返答をしますという事を書いてあり、また真夜中(23時)に送信したので、明日もしくは明後日、ひょっとしたらスルーされるかもと思っていたのですが、ものの 1 時間後には連絡のメールが届きました。

そして、そこには管理者としての証明を行う確認方法が書かれてあり、証明が確率したら一定時間の解除コードを教えていただけるという内容で復旧が行えました。

サラッと書きましたが、サイトを作成した時から暫く放置していたので、証明作業に結構苦戦しました。しかし、担当の方の気遣いもあり不安なく作業することができました。

正直、Google と言う企業、冷血な企業と思っていましたが、先程も書いたとおり、フォームを送ると直ぐに回答が返ってきたり、夜中の対応、そして朝には電話での連絡も頂くなど、ものすごく手厚いサービス。
何より日本人のスタッフが担当してくれて、言語の不安も安心と、全くの不安はありませんでした。

すげぇや Google !!

と、久日に企業に対する感想を持ったのでした。

まあ、これで次やらかしても安心などとは思いませんが、質問することの憂鬱感は無いのは確かです。
もし、同じ状態になった方がおられた場合は、一旦 Google に問い合わせをかけて見るのが良いかもしれません。

最後にまとめてとして、携帯を変更する場合に気をつける点を書いて置きます。

  1. キャリアメールの二段階認証をしていないか(している場合は一時解除)
  2. バックアップコードは入手しているか
  3. その他の代替手段の設定はしているか(モバイルアプリやバックアップ用電話番号の指定もできる)

私のように馬鹿な事をしないように皆さん気をつけてくださいね。

Written with StackEdit.

プログラマ向けノートアプリ Quiver

Markdown 使っていますか。
さて、今回は Mac 専用のアプリとはなりますが、プログラマ専用のノートアプリがあることを教えてもらったので、記録がてら残しておきます。

名前は Quiver。
日本語で言うところの矢筒ですね。

Quiver
http://happenapps.com/#quiver

AppStore から購入でき、この記事を書いている時点では 1,200 円です。
今回トライアル版があるので試して見ました。

ちなみに、似たようなコンセプトに、和製の Boostnote があります。
こちらは今のところ Free で使用できます。

Boostnote
https://b00st.io/jp/

その他は、Github が提供している GitBox でしょうか。

GistBox
http://www.gistboxapp.com/

こっちは完全 Cloud でスニペットを格納するので、ちょっと違うかもしれません。

Quiver の特徴としては、Markdown が使える、コードシンタックスが使用できる、LaTex もサポート、エディタが良い?、ファイルリンク、全文検索、テーマのカスタマイズ、オートセーブ、JSON フォーマットでのエクスポート、Dropbox や、iCloud Drive、その他のクラウドサービスとの同期が行える、更にはチームでも使用できるなど、至れり尽くせりで。ナレッジを格納するには持って来いの内容のようです。

実際に使ってみると、素晴の一言。
ジャンル分けもでき、tag 付等もできる。
また、Inbox や Recents とかまであるので、なんとなく GTD ツールっぽくも使えるかも。

いい点としては、区間をセルで区切り、そのセル内にどの形式(Markdown/Text/Code…)で記述するかを指定することで、その形式に適した表示を行えるという点。この方式は実に良いと思います。
これまでの Markdown エディタは、一つのファイル内で一形式だったので、テキストの装飾が面倒だったり、コードはそれなりの指定で囲む必要があったりと、扱いが面倒だったのですが、この方式なら簡単操作で切り替えることができストレスなく作業できそうです。

二の足を踏む点としては、似たような内容を TrunkNotes というアプリでやっている点でしょうか。ただ、こちらはコードシンタックス等がなく(どうにかすればできるかもしれない)、また見せ方も Wiki なのでやや見づらい点があり悩んでいたところでした。
現状の不満点としては、iPhone 版のアプリが無いという点。
実際 iPhone で編集等はしないのですが、書いた内容を確認できるという安心感というか達成感というかが欲しいと言うのが自分には大事な部分となっています。

Trunk Notes
http://www.trunknotes.com/

とはいえ、クラウド連携があるので、組み合わせれば最高の環境が出来そうな気がしてきました。
もう暫くトライアル版で試してみてから購入を検討したいと思います。

追記:
クラウド連携の確認をしてみたところ、例えば Dropbox であれば、Mac にDropbox のアプリを入れて同期出来できる状態にしてそこに Quiver のファイルを置く内容みたいです(このアプリから Dropbox 連携をするわけではないみたい)。
あと、ファイルは専用ファイルになるので、Trunk Notes で作成した Markdown のファイルを読み込めるようではない(インポート機能)ようです。
折角の資産(といっていいかわからないが)が活かせないのは残念。

Written with StackEdit.