2014年5月6日火曜日

見積もりの難しさ

ビジネススキル・イノベーションと言う本をを読みました。

ビジネススキル・イノベーション(横田 尚哉 著 プレジデント社
http://presidentstore.jp/books/products/detail.php?product_id=1250

ざっと斜め読みとはなりましたが、この中で見積もりの時間の出し方の部分が特に気になりました。

どんな仕事でも一緒ですが、作業見積もりを出さないといけない時があります。
この見積もりによって、作業やスケジューリングに変化が出るのですが、この見積もりがなかなか難しい。

現状何故難しいかというと、プログラミングをする場合において、バージョンアップ以外は、比較対象が無い場合がほとんどで、つまり、不確定要素が多くハッキリとした時間が出させないという事が原因です。

この本には、不確定要素をリスクイベントとして算出し、シミュレーションソフトを使用しての時間のかかり方を弾きだしており、そこには自分の出した見積もり時間から、実際には1.4倍の時間がかかっていると言う内容が書かれていました。

この内容を読み、これまでの自分の内容を振り返って見ると・・・

どうやら1.4倍所ではない気がします。
この内容は実に興味深く、今後の見積もりの際の参考にしたいと思っています。
思うところ、リスクイベントの部分が業種によって変わってくるのだと思います。
さらに工程によっても変わってくる部分もあるとは思います。
ここは、経験を持って補正をかけていくしか無い部分だと思います。

最後に、見積もりは本当に大事だと思います。
また、経験や知識が大きな武器になる部分です。
この見積もりによって、自分やチーム、はたまた顧客まで苦しい状況になる事があります。
とても重要な作業なのですが、この業界はあまりこの部分に強い人がいない気がします。
これが、炎上プロジェクトを起こす原因ではないかと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿